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トランプ大統領は任期途中で辞める気がしてきた

トランプ大統領は任期途中で辞める気がしてきた

 イタリア南部シチリア島タオルミナで開かれている主要7カ国首脳会議(G7サミット)に参加しているトランプ大統領だが、自由貿易や「パリ協定」を巡る意見の隔たりは変わらず、G7の足並みの乱れを浮き彫りにした形だ。 サミットでも強気な自論は曲げそうもないが帰国は重い足取りになりそうだ。
帰国後の国内では、米大統領選へのロシアの介入疑惑を捜査する連邦捜査局(FBI)が、ドナルド・トランプ大統領の義理の息子で上級顧問のジャレッド・クシュナー氏の事情聴取を検討しており、同氏も自らの犯罪関与を疑われているわけではないため捜査には協力する意向のようである。米のメディアは、昨年の大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官よりもトランプ氏に勝利させようと考えたロシアが、選挙に介入したとみている。トランプ大統領は共謀の事実は全くないと一連の疑惑を否定しているが、捜査の狙いはクシュナー氏が複数回にわたり会合していたロシアのセルゲイ・キスリャク駐米大使やモスクワ在住の銀行家との関わりにFBIが強い関心を持っている模様である。
また先の連邦捜査局(FBI)のジェイムズ・コーミー前長官(56)の不可解な解任の理由が、コーミー前長官が3月に下院情報委員会で証言したように、トランプ陣営へのロシアによる米大統領選介入疑惑の捜査に関連したものだとしたら、コーミー前長官や民主党陣営がこのまま黙っているとは思えない。
 コーミー長官解任の知らせを受け、民主党はただちに、ロシア政府がトランプ陣営と連携しながら大統領選に介入したのではという疑惑のFBI捜査を阻止するための解任だとホワイトハウスを非難した。FBIだけでなく、連邦議会の上下両院の両情報委員会が疑惑を調べており、米メディアやインターネットではニクソン大統領のウォーターゲート事件のような辞任への雰囲気を皆が感じ始めているようである。
民主党が、解任に至る経緯についてコーミー氏の議会証言を要求しているように、トランプ大統領が自身の捜査をやめさせるためにFBI長官のポストから追い出したとしても、メディアや国民の目からコーミー氏を完全に降ろしてしまうことは、できないでだろうし、今後、何か新しい事実が出てきた場合には、トランプ大統領にとって、このコーミー氏の解任が恣意的ものとなり、大統領職を失う決定打になりかねない。今後は弾劾などの動きなどにより、トランプ大統領が罷免された場合には、ペンス副大統領が自動的に大統領に昇格する。共和党の大統領候補者選挙でも露呈しているように、共和党も必ずしもトランプ大統領でまとまっているわけではない。スキャンダルの内部リークなど、ペンス氏副大統領を大統領にするために共和党内での動きがあった場合には、トランプ退場は十分にありえるのではないだろうか。つまりその鍵を握るのは間違いなく共和党とペンス副大統領の動きになるだろう。

 

 

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